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虫歯予防デーと「歯と口の健康週間」について
6月4日「虫歯予防デー」と歯と口の健康週間について
6月4日は「虫歯予防デー」として広く知られています。
現在は6月4日~10日までを、歯と口の健康週間として、厚生労働省、日本歯科医師会などが中心となり、国民の歯と口の健康意識を高める活動が行われています。
学校ではこの時期に歯科検診が行われているので、お子さんの方が
詳しく知っているかもしれません。
もともとは「6(む)4(し)」の語呂合わせから始まりましたが、現在は単なる虫歯予防だけでなく、
- 歯周病予防
- オーラルフレイル予防
- 口腔機能の維持向上
- 全身健康との関係
- 健康寿命の延伸
まで含めた総合的な健康週間となっています。
なぜ「歯と口」が重要なのか
近年の研究では、
口は健康の入り口
口は全身の入り口
であることが明らかになっています。
① 食べる
口の役割は単なる咀嚼だけではありません。
- 噛む
- 飲み込む
- 味わう
という生命維持の根本機能を担っています。
② 話す
口唇・舌・歯は
- 発音
- コミュニケーション
- 表情
に関与します。
口の機能低下は社会参加や認知機能低下にも関係すると考えられています。
③ 呼吸する
本来、人間は鼻呼吸が基本です。
しかし
- 口呼吸
- 舌機能低下
- 口唇閉鎖不全(お口ポカン)
が起こると
- 虫歯
- 歯周病
- 睡眠障害
- 口臭
- 体調不良
- 発育発達不良
などのリスクが高まります。
虫歯だけではない「口腔内環境」
従来の予防歯科は
「虫歯を作らない」
が中心でした。
しかし現在は
口腔内環境を整えること
が重要視されています。
口腔内環境とは、
- 歯
- 歯肉
- 舌
- 粘膜
- 唾液
- 口腔細菌叢(マイクロバイオーム)
を含めた総合的な環境のことです。
歯ブラシだけでは口の中はきれいにならない
実は口腔内で歯が占める面積は約20〜25%程度です。
残りの約75〜80%は
- 舌
- 頬粘膜
- 口蓋
- 歯肉
などの軟組織です。
つまり、
歯ブラシだけで磨いても、
口腔内全体から見ると一部分しか清掃できていません。
そのため
- 歯ブラシ
- フロス
- 歯間ブラシ
- 舌清掃
- 洗口剤
を適切に組み合わせることが重要です。
歯と口の健康週間に見直したい5つの習慣
① 正しい歯磨き
ポイントは回数より質です。
- 力を入れすぎない
- 小刻みに動かす
- 歯と歯肉の境目を磨く
1日3回より
1日2回でも確実に磨く方が効果的です。
② フロスを毎日使う
歯ブラシだけでは
歯間部のプラーク除去率は約60%程度。
フロス併用で約80~90%まで向上するとされています。
③ よく噛む
噛むことで
- 唾液分泌増加
- 自浄作用向上
- 消化促進
- 脳刺激
が期待できます。
④ 口呼吸を改善する
チェック項目
- いつも口が開いている
- 朝起きると口が乾く
- 唇が乾燥する
場合は口呼吸の可能性があります。
⑤ 定期検診より「定期管理」
これからの予防は
悪くなったか確認する検診
ではなく
悪くならないように維持する管理
へ移行しています。
定期的に
- 虫歯リスク
- 歯周病リスク
- 咬合
- 口腔機能
- 食習慣
- セルフケア
を確認することが重要です。
世田谷区上野毛で3代続く歯科医院の川田デンタルクリニックでは
先代の院長の時代から予防に注目し、まだ治療がメインだった時代より
歯を削らない、歯を抜かないための予防歯科に力を入れてきました。
現在は虫歯、歯周病だけでなく、口腔機能という「食べる、飲み込む、話す」などの
日常に何限なく使っている口腔機能の発達不全、口腔機能の低下症を改善するとともに
さらにライフコースアプローチのもと成年時の口腔機能の維持にも気を付けています。
オーラルフレイル予防も重要
高齢者だけの問題ではありません。
オーラルフレイルとは、
口の機能が少しずつ衰える状態です。
例えば
- むせる
- 滑舌が悪くなる
- 噛みにくい
- 食べこぼす
など。
放置すると
- 栄養不足
- 筋力低下
- フレイル
- 要介護
につながる可能性があります。
これからの予防歯科
これからの予防歯科は
「歯を守る」
だけではありません。
口腔内環境を整え、全身の健康と人生の質(QOL)を守ること
です。
言い換えれば、
歯を磨くことが目的ではなく、
健康に食べ、話し、笑い、人生を楽しむために口腔内環境を整えることが目的です。
人生をよりよく生きるためには「食べる、話す、飲み込む」はとても重要なことで
若い時にしておけばよかったことの上位に、口の定期検診(歯を大切にすること)が
常に言われています。
「歯医者は歯が痛くなったら行く場所ではなく、歯を失わないために通う場所」
歯は削るたびに寿命が縮む
歯は
- 削る
- 詰める
- 再発する
- 再治療する
を繰り返します。
小さな詰め物
↓
大きな詰め物
↓
被せ物
↓
根の治療
↓
抜歯
という流れです。
つまり、
最初の虫歯を作らないことが最も重要な治療
なのです。
予防歯科の本当の目的
予防歯科は
「虫歯を見つけること」
ではありません。
本来は
虫歯や歯周病にならない環境を作ること
です。
そのために
- 歯磨き指導
- フロス指導
- 食習慣改善
- 唾液検査
- リスク評価
- 定期管理
を行います。
なぜ毎日歯を磨いているのに虫歯になるのか?
患者さんからよく聞かれる質問です。
答えは簡単です。
歯磨きだけでは予防できないからです。
虫歯は
- 細菌
- 糖
- 時間
が重なることで発生します。
つまり、
歯磨きだけでなく
- 間食回数
- 飲み物
- 唾液量
- 生活習慣
も重要です。
歯周病は静かに進行する病気
虫歯は痛みが出ることがあります。
しかし歯周病は違います。
初期段階ではほとんど症状がありません。
気づいた時には
- 歯が揺れる
- 歯肉が下がる
- 骨が溶ける
状態になっています。
だからこそ
定期的なチェックが必要です。
予防歯科は全身の健康を守る
近年、
口腔内環境は全身の健康と深く関係していることが分かっています。
例えば
- 糖尿病
- 心血管疾患
- 誤嚥性肺炎
- 認知症
- 低栄養
などです。
口は単なる「食べる器官」ではありません。
健康の入り口です。
これからは「歯」ではなく「口腔内環境」
予防歯科は進化しています。
昔は
「虫歯を予防する」
ことが中心でした。
しかし現在は
口腔内環境を整える
ことが重要視されています。
口腔内環境には
- 歯
- 歯肉
- 舌
- 粘膜
- 唾液
- 細菌叢(マイクロバイオーム)
すべてが関係しています。
定期検診より定期管理
私は患者さんに、
「定期検診に来てください」
ではなく、
「定期管理を受けてください」
とお伝えしたいと思います。
検診は、
悪くなっていないかを確認すること。
管理は、
悪くならないようにすること。
この違いはとても大きいのです。
予防歯科のゴール
予防歯科の目的は
歯を守ることだけではありません。
- いつまでも好きなものを食べる
- 人と楽しく話す
- 笑顔で写真を撮る
- 健康寿命を延ばす
ことです。
6月4日 虫歯予防デーに患者さんへ伝えたいメッセージ
歯は、一度失うと元には戻りません。
だからこそ、
悪くなってから治療するのではなく、
悪くならないように守ることが大切です。
私たち歯科医療従事者の役割は、
虫歯を削ることではありません。
患者さんが一生、自分の歯で食べ、話し、笑えるよう支援することです。
6月4日の虫歯予防デーをきっかけに、
「治療のための歯科医院」から
「健康を守るための歯科医院」へ。
そんな新しい歯科との付き合い方を考えていただけたら嬉しく思います。
歯科医院の予防は
「歯を守る」ことが目的ではありません。
「口腔内環境を整える」ことで、
健康に食べ、話し、笑い、
豊かな人生を送ること。
それが私たちの考える“真の予防歯科”です。
そして
川田デンタルクリニックが祖父の時代から3代
世田谷区上野毛、上野毛駅1分であり続けている意味
ライフコースアプローチ
「胎児期から高齢期に至るまでの人の生涯を経時的に捉え、各ライフステージにおける健康課題や生活環境が将来や次世代にどう影響するかを見据えて継続的な支援や健康づくりを行う考え方」
人生すべての時期に関わることができる医療だからこそ、
「虫歯を治す」だけではなく、
人生を通じて健康を支える医療
へと変化し、
継続的に定期管理をして予防ができるのです。
この地にあり続けているからこそ
患者さんも赤ちゃんから高齢の方
2代、3代と継続、連続して診ることができ
より必要な時期に、必要な説明や治療が
スムーズに行えるようにクリニック体制になっています
虫歯予防デーは
歯や口の健康から全身の健康を考えるきっかけの日になり
歯科医院は、
歯が痛くなった時に行く場所ではなく、
「健康に食べる」
「楽しく話す」
「笑顔で過ごす」
「人生を豊かにする」
ために通う場所で
歯科医院に行くきっかけのメモリアルでもあります。
「治療のための歯科」から
「人生を支える歯科」へ。
皆さんが安心して通える
上野毛のかかりつけ歯科をこれからも
よろしくお願い致します
世田谷区上野毛の歯医者
虫歯・歯周病・口腔機能を予防する歯医者
川田デンタルクリニック
