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Vキッズのお問い合わせが増えています
「Vキッズ(V Kids)」は、3~5歳頃の児童向けに開発された取り外し可能な小児口腔機能育成装置です。
睡眠時に装着することで、顎を自然に広げる力を促し、
呼吸や睡眠を助けて、成長をサポートします
生え替わりによっては6、7歳まで使うことがあります。
🦷 Vキッズの特徴と効果
✅ 就寝時のみ装着・ストレスが少ない
装着は基本就寝中だけで、日中は保育園等でも取り外せて、ストレスなく続けられます
場合により日中も使っていて楽な場合は、数時間使ってもらうこともあります。
✅ 顎が自然に広がり、呼吸が改善
Vキッズ装着によって口腔内が広がり、舌の位置が整うため睡眠時の呼吸が楽になり、眠りの質向上が期待できます
✅ 顎・咀嚼機能の育成効果
咀嚼時の負荷が顎の発達を促し、正常な乳歯列や咬み合わせを準備する手助けになります。
✅ 全身の成長・発達もサポート
咀嚼や呼吸の改善によって、運動能力、理解力、発音、姿勢など、身体全体の成長にも良い影響があります
集中力アップ、勉強力アップ、身体能力アップなども期待できます。小学校受験の手助けをしてくれる可能性も。
🎯 適応・使用開始時期
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対象年齢:**乳歯がそろった3歳~永久歯が生え始める頃(~6歳頃)**が最適期
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オーダーメイド装置のため、個別設計で違和感が少なく安全。使い勝手もいいです
⚙️ 治療の流れと期間
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カウンセリング・検査・型取り
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装置製作と装着指導
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就寝時装着+月1回の通院で調整
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期間:半年~2年程度(個人差あり)
📈 実際の効果データ
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92%の方が3か月以内に効果を実感
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いびき改善:82%
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寝起きの向上:72~74%
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寝相改善や歯ぎしり減少:50~58%
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✅ Vキッズのメリット総まとめ
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ストレスが少ない:睡眠時のみ使用
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自然な顎の成長促進:矯正ではなく育成が目的
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全身の発達サポート:呼吸・咀嚼・姿勢・認知に良好な影響
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早期介入が鍵:3~5歳の成長期に使用
【こんな症状に効果的】
・いつも口が開いている
・アレルギーがある
・風邪をひきやすい
・歯並びが気になる
・口臭がする
・いびきをかいている
・寝相が悪い
・歯ぎしりをする
・夜中に目がさめる
・口を開けて寝ている
・おねしょをする
・朝の寝起きが悪い
・集中力がない
・日中眠そうにしている
・食事が遅い
・よく噛めていない
・上手に飲み込めない
など
「Vキッズ」は、従来の矯正よりも早く・やさしく・自然に子どもの成長を支える装置として注目されています。
【Vキッズをやる小児の悩み】
Vキッズ(V Kids)を提案・導入する小児患者に共通するのは、「口腔機能・顎の成長・生活習慣に関わる」
見えにくいけれど深刻な悩みです。
保護者が「ちょっと気になるけど様子を見ていた」ような症状に、早期に気づいて介入することがVキッズの目的です。
🧸 Vキッズをすすめられるお子さんの「よくある悩み・特徴」
1. 口呼吸
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いつも口が開いている
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寝ているときに口を開けている
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鼻づまりがなくても鼻呼吸が苦手
→ 歯列・顔貌・姿勢・免疫に悪影響
2. いびき・歯ぎしり
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就寝中にいびきをかく(3歳以降でも)
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ギリギリと音を立てて歯ぎしりしている
→ 睡眠の質が悪く、日中の集中力・情緒に影響
3. 寝相が悪い/寝つきが悪い
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布団をよく蹴飛ばす、枕からずれる
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なかなか寝つけない/夜中に目が覚める
→ 顎・呼吸の機能低下が原因の可能性
4. 歯並び・かみ合わせの心配
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前歯が噛み合わない/出っ歯気味
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顎が小さく、永久歯が並ばなさそう
→ 将来の矯正の負担・費用を軽減するチャンス
5. 食べるのが遅い/偏食傾向
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食べるのが遅い、咀嚼回数が少ない
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柔らかいもの・甘いものを好む
→ 顎の未発達・舌の使い方・筋機能の低下が関係
6. 姿勢・姿勢保持の苦手さ
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猫背気味/集中力が続かない
→ 噛み合わせ・呼吸・筋肉連動の問題が背景に
👩👧👦 保護者の“なんとなく気になる”を放置しない
「元気だから大丈夫かな」
「少し様子見てもいいかも」
という初期段階で、Vキッズによる“口腔機能育成のスイッチ”を入れてあげることで、
将来的な矯正治療・学習・姿勢トラブルを未然に防ぐことが可能になります。
お子さんは自分の不調は訴えきれません
お母さん、お父さん、ご家族がお子さんの「サイン」に気づいてあげるか
かかりつけの歯科医院で定期的にチェックをし
心身の健全な成長をサポートすることが大切です。
一つでも気になることがあればご相談していただけると幸いです
上野毛のかかりつけ歯科医院
川田デンタルクリニック
小児の口腔育成、口腔機能発達不全の検査・改善