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インフルエンザが流行 歯科で口の中から対処する方法
インフルエンザが流行
2025年11月東京都で警報レベルの「流行警報」が発表されました。
11月中の発表は16年ぶりのようです
都内の保育施設や幼稚園・学校では、9月以降、1125件の学級閉鎖や休校などがあり、
去年の同じ時期に比べ、10倍以上となっている。
都は改めて、感染対策を徹底するよう呼びかけています。
とニュースで報道されました。
また東京都は、感染拡大防止のため
「手洗い、手指消毒、咳エチケットなど基本的な対策の徹底」を呼びかける。
体調不良時には早めの受診を促すとともに、適度な加湿や換気、人混みを避けることも有効と
例年よりもインフルエンザが猛威を奮っているようです。
上記の手洗い、手指消毒に加え、マスクの使用も考慮した方が良さそうです
そして今回、歯科で口の中からインフルエンザや風邪の予防に
効果的な方法などを紹介いたします。

そもそもインフルエンザなどのウイルスは体のどこから侵入してくるのでしょうか?
インフルエンザなどの“ウイルス”は、自分で増殖ことはできません。
必ず 体の細胞の中に入り込み、その細胞のしくみを乗っ取って増殖 します。
以下で「どこから侵入し、どこで増えるのか」をわかりやすく整理します。
■ 1. 侵入経路(どこから体に入る?)
① 鼻・のど(上気道)
最も一般的な入口です。
・咳やくしゃみの飛沫を吸い込む
・ウイルスがついた手で鼻や口を触る
→ 鼻やのどの粘膜に付着して侵入します。
② 目(結膜)
実は目からも入ります。
・手で目をこする
・ウイルスを含んだ飛沫が目に飛ぶ
→ 結膜から鼻涙管(目と鼻をつなぐ管)を通り、鼻腔へ移動することができます。
■ 2. 侵入後はどこで増える?(増殖場所)
① 上気道(鼻・のどの粘膜細胞)
インフルエンザの場合、主に 鼻腔・咽頭の細胞内で増殖 します。
・細胞の中に入る
・細胞の仕組みを使ってコピーを大量に作る
・細胞を破壊して外へ出る
→ これが「のど痛い」「鼻がつまる」「熱が出る」などの症状の原因になります。
② 気管・肺(重症化の場合)
ウイルスが下の気道に広がると、
・気管
・気管支
・肺(肺胞)
の細胞でも増殖します。
→ 肺炎を起こすことがあり、高齢者や基礎疾患のある方で危険。
※インフルエンザは主に気道(呼吸器)で増えるウイルス。
腸で増えるノロウイルスやロタウイルスとは増殖場所が異なります。
■ 3. ウイルスが「体全体に広がる」わけではない
ウイルスは血液中を自由に泳ぐように全身へ行くのではなく、
特定の細胞を好んで侵入する(“細胞の鍵穴”=受容体が合う場所だけ)ため、
インフルエンザ → 主に呼吸器
ノロ → 腸
など、増殖場所が決まっています。
■ まとめ
| ウイルス | 主な侵入経路 | 主な増殖場所 |
|---|---|---|
| インフルエンザ | 鼻・口・目 | 鼻・のどの粘膜、気管、肺 |
| コロナウイルス | 鼻・口・目 | 上気道〜肺 |
| ノロウイルス | 口(食事) | 小腸・大腸 |
| アデノウイルス | 鼻・口・目 | 呼吸器、腸 など |

若干の感染経路の違いはありますが
口の中から侵入し、ノドの奥に入り
ウイルスの増殖によって発症します。
ですから侵入経路である
【口からの感染】を防ぐ効果が期待されます!
口に入らなくするには
口を閉じてしっかり鼻で呼吸をすることが重要です。
ここで忘れてしまうのが
口閉じていると自覚ている人でも
夜、夜中はどうなっていますか???
夜中は自覚がなく、寝る姿勢で口が開いてしまったり
筋肉の弛緩により口が開きやすくなり
口呼吸でいびきをかきやすくなります。
40歳以降は筋肉の関係で男女ともいびきをかきやすくなるようです。
また高齢者は歯のすり減りや、歯の欠損により
口の中の高さが潰れてしまい、口の中の空間が狭くなり
舌がノドに落っこちてしまいやすいので
口を開けることで呼吸を助けている可能性があります。
そんな口の中ですが
口の中の細菌(口腔内細菌)は、実は インフルエンザの発症や重症化に大きく影響 します。
「細菌」と「ウイルス」は別物ですが、口の中の環境がウイルス感染を左右するため、近年とても注目されています。
以下、分かりやすく説明します。
■ 1. 口の細菌が多いとインフルエンザにかかりやすくなる理由
① 細菌がウイルスを“手助けする”
口の中の細菌(特に歯周病菌や舌苔の細菌)が出す酵素
「プロテアーゼ」 が、インフルエンザウイルスの殻(HA)を切断し、
ウイルスが細胞に侵入しやすい形にする ことが分かっています。
➡ つまり、細菌が多いほど インフルエンザが感染しやすくなる。
② 細菌が粘膜を炎症させ、バリアを弱める
口腔細菌が多いと
・歯肉の炎症
・のどの粘膜の炎症
が起きやすくなり、
ウイルスが入りやすい環境になる。
③ 細菌がウイルスを“粘膜にくっつけやすくする”
細菌の作るバイオフィルム(ぬめりの膜)が、
ウイルスの付着や残留を増やす ことも報告されています。
■ 2. インフルエンザが重症化しやすくなる理由
① 細菌が二次感染を起こす
インフルエンザにかかった後、
気道の粘膜が弱り、そこに口腔内の細菌が入り込むと
細菌性肺炎を併発しやすくなる。
特に高齢者で要注意。
② 免疫反応が過剰になりやすい
口の中の細菌量が多いと、体は常に炎症状態になりやすく、
インフルエンザの免疫反応が 過剰になって発熱や全身症状が強く出る ことがある。
■ 3. 「口の衛生管理」でインフルエンザ発症率が下がる(重要)
これは複数の研究で示されていて、特に日本の介護施設で明確に分かっています。
● 毎日の歯磨き・舌清掃
● 歯科衛生士による専門的な口腔ケア
これらを行うと
インフルエンザの発症率が 1/10〜1/20 まで減る
という報告もあります。
➡ 口腔ケアはワクチンと同じくらい大事な感染対策 と言われるほど。
■ 4. 何をすると予防になる?
● 毎日のセルフケア
-
歯磨き(朝・夜)
-
舌ブラシで舌苔の除去
-
マウスウォッシュ(殺菌系)
-
唾液が少ない人は口腔保湿
● 定期的なプロケア(特に高齢者は必須)
-
歯科クリーニング
-
歯周病治療
-
義歯の清掃指導
■ まとめ
| 口の細菌の影響 | 結果 |
|---|---|
| ウイルスを活性化 | 感染しやすくなる |
| 粘膜を炎症させる | 侵入を助ける |
| バイオフィルムで付着↑ | ウイルスが長く残る |
| 二次感染を促す | 肺炎など重症化 |
➡ 「口腔内細菌が多い=インフルエンザに弱くなる」
口の中のケアがインフルエンザやウイルスに
効果的であることがわかったかと思います。
口の中の手入れするために
「年齢別の最適な口腔ケアプラン」 を、
インフルエンザなどの感染予防にも役立つ視点でまとめました。
年齢別:最適な口腔ケアプラン
■ 0〜5歳(乳幼児〜未就学児)
目的:むし歯予防・生活習慣の形成
● ケア内容
-
親が仕上げみがきを必ず行う
-
朝・夜の 2 回磨く習慣をつける
-
歯磨き粉はフッ素入り(500〜1000ppm)を少量
-
糖分の摂取(ジュース・おやつ)の量とタイミングを調整
-
歯科定期検診は 3〜6ヶ月に1回
● 感染対策のポイント
-
口呼吸になりやすいので、部屋の加湿・鼻づまり対策
-
手洗いと一緒に“口ゆすぎ”を習慣化
■ 6〜12歳(小学生)
目的:むし歯予防+歯肉炎予防を開始
● ケア内容
-
歯ブラシ+フッ素歯磨き粉
-
仕上げみがきは上の前歯が生え変わる 10〜12 歳まで継続
-
歯並びの変化が多いため、磨き残しが発生しやすい
-
歯科医院でのシーラント(奥歯の溝の予防処置)
● 感染対策のポイント
-
うがい習慣の徹底(外出後・帰宅時)
-
スポーツや遊びでの口呼吸が増えやすい → 乾燥対策
■ 13〜19歳(中学生〜高校生)
目的:歯肉炎・口臭対策・生活習慣の自立
● ケア内容
-
歯ブラシ+歯間ブラシ/フロスを習慣化
-
部活や受験などで睡眠不足になりやすい → 唾液低下に注意
-
ホワイトニング用歯磨き粉に興味が出ても「研磨剤強すぎ」に注意
-
歯科検診を年 1〜2 回
● 感染対策のポイント
-
舌苔が増えやすい → 舌ブラシが効果大
-
間食・夜食が増える時期 → 就寝前ケアが必須
■ 20〜39歳(成人)
目的:歯周病の早期予防・口臭対策・生活習慣の安定
● ケア内容
-
歯ブラシ+歯間ブラシ or フロス必須
-
舌ケア(舌苔の除去)
-
マウスウォッシュ(殺菌系)を補助的に
-
定期メンテナンス(3〜6ヶ月に1回)
-
ストレス・喫煙・飲酒が唾液を減らす → 保湿対策
● 感染対策のポイント
-
歯周病菌がインフルエンザ感染を助ける年代
-
喉風邪・扁桃炎を繰り返す人は「口呼吸」改善も重要
■ 40〜59歳(中年)
目的:歯周病管理・全身疾患との関連対策
● ケア内容
-
歯周病リスクが顕著になる時期 → クリニックでの検査が重要
-
歯間ブラシはサイズ合わせが必須
-
就寝前のケアを念入りに
-
糖尿病・高血圧の薬で口が乾きやすくなる → 保湿ジェル活用
● 感染対策のポイント
-
口腔細菌が多いと“インフルエンザ→肺炎”リスクが上昇
-
舌苔の増加 → 舌ケアを毎日
■ 60歳以上(高齢者)
目的:誤嚥性肺炎の予防・口腔機能低下の対策
● ケア内容
-
歯ブラシ+歯間ブラシ
-
舌ケア(非常に重要)
-
入れ歯の洗浄(毎日)
-
唾液分泌を促すマッサージ・保湿剤
-
咀嚼・嚥下機能の評価
-
歯科衛生士による口腔ケア(月1回〜)
● 感染対策のポイント
-
口腔細菌が多いと肺炎の最大リスク
-
介護施設の研究では
プロケアをするとインフル感染率が1/10に低下 -
誤嚥を防ぐために嚥下体操も重要
■ まとめ:年齢で変わるポイント
| 年齢 | 主なリスク | ケア重点 |
|---|---|---|
| 0–5歳 | むし歯 | 仕上げ磨き |
| 6–12歳 | むし歯+炎症 | 定期検診+磨き残し対策 |
| 13–19歳 | 歯肉炎・口臭 | フロス習慣+舌ケア |
| 20–39歳 | 歯周病初期 | 歯間ケア必須 |
| 40–59歳 | 歯周病進行 | 専門ケア強化 |
| 60歳〜 | 誤嚥性肺炎 | 舌ケア・保湿・プロケア |
実際は一人一人状況によって変わるかと思いますが
参考になれば幸いです。
最後に世田谷区上野毛の川田デンタルクリニックで
おすすめの口腔ケア用品を写真でお見せします

歯ブラシ・舌ブラシ・洗口液・保湿ケア・防菌剤・ロイテリ菌
どれも効果的ですがその中でもおすすめの4つを紹介

1、口の中の舌(べろ)を綺麗にする【舌ブラシ】
舌ブラシの中でも、舌を傷つけないタイプの舌ブラシ
2、口の中の細菌を減らしてくれる【洗口剤】
このA2ケアは子供でも安心安全に使える洗口剤です
口臭の予防効果も
3、歯ブラシや入れ歯、マウスピースをキレイに細菌やウイルスが繁殖するのを防いでくれる【防菌剤】
であるE-tak。抗菌、抗ウイルス効果が24時間継続
4、ロイテリ菌ビタミンD入り
【プロテクティス ビタミンD3入り】
ロイテリ菌で口腔内の細菌環境を整えつつ
ビタミンDが入っていることで免疫力アップもはかれる。
これだけインフルエンザが蔓延している世の中で
自分の体を守るために
いつものケアにプラスして
口腔内をキレイにする
汚れをしっかり落とす
細菌、ウイルスを減らす
上記、口腔ケアグッズを使用して
インフルエンザや風邪に対抗する術を活用しましょう
世田谷区上野毛のかかりつけ歯科医院
川田デンタルクリニック
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