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「いびき」でお悩みの方へ
「いびき」とは
睡眠時の呼吸に伴う
雑音のこと
睡眠中は全身の筋肉が緩み
舌を含む喉の周りの筋肉も緩みます
寝ることで舌が重力で下に落ち込み
気道がより狭くなり
そこに空気が通ると
周囲の組織が振動して
いびきが起こります
いびきには2種類あり
単純性いびき
鼻ずまりや疲労、飲酒、風邪などが
原因の一時的ないびき と
睡眠時無呼吸を伴ういびき
常時いびきがあり
他人から指摘されることもあり
大きい場合は騒音に近く
放置しておくと
悪化して他の病気も
併発してしまう可能性があります
睡眠時無呼吸で考えられる問題は
交通事故、突然の眠気
集中力の低下、疲労感
夜間頻尿、寝相が悪い など
様々な症状が現れてきます
睡眠時無呼吸症候群
Sleep Apnea Syndrome (SAS)
寝ている間に何回も
呼吸が止まる病気
医学的には
10秒以上の呼吸停止を
無呼吸として
無呼吸が一晩に
30回以上
もしくは1時間あたり
5回以上あれば
睡眠時無呼吸と判定されます
いびきは周りの方に
気づいてもらいやすいですが
寝ているあいだの無呼吸は
なかなか気づきにくく
そのため
検査、治療を受けていない
多くの潜在患者がいるとされています
睡眠中に呼吸が止まってしまう
原因は大きく分けて
2つあリます
1つ目は
空気の通り道が狭くなり
呼吸が止まってしまう
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)
2つ目は
呼吸中枢の異常による
中枢性睡眠時無呼吸(CSA)
約9割が
閉塞性睡眠時無呼吸 (OSA)です
気道の通り道が狭くなる
要因は後ほど説明します
SASは
太った男性がかかる病気という
イメージがあるかもしれませんが
太っていなくても
痩せていても
女性でもかかる病気です
さらには
子供にも1〜4%いるとされています
子供の場合
扁桃が肥大して
空気の通り道を
狭くしている場合か
顎が小さい場合が
ほとんどである
症状としては
眠気が現れるのは少なく
集中力が低下したり
イライラしたり
落ち着かない事が多い
いびきが
学校の成績に影響を与えるとも言われています
睡眠を改善すると
身長が伸びたり
体調が良くなったり
心の落ち着きが出たりするのを
期待できます
SASになりやすい形体的特徴は
首が短い
首が太い
首回りに脂肪がついている
下顎が小さい
下顎が後退している
歯並びが悪い
舌が大きい
扁桃腺が腫れている
口で呼吸している
など
半数に近い内容が
歯科と関わりが深い
というのがよくわかると思います
【歯科からのアプローチ】
歯科からのまずできることは
鼻で呼吸するために
舌を含めた口周りの筋肉を鍛えること
口を閉じる
習慣化のための
口テープ
この2つを
まずアプローチします
そのほかには
顎を大きくする矯正や
睡眠時無呼吸のためのマウスピース
がありますが
マウスピースは
医科からの紹介があってから
作成する事ができます
ですので
簡単な処置や
舌、口周りの筋肉の
検査、診査
トレーニングはできますが
より詳しく
正確な診断のためには
医科(耳鼻咽喉科)の
検査が必要になってきます!
問診
簡易検査
精密検査などがあり
重症の場合は
CPAP療法が第一選択になります
CPAPは
鼻に装着したマスクから
気道へ空気を送り続けて
気道を広げる装置になります
軽度の場合は
歯科で作成する
マウスピースが選択される場合があります
人それぞれにあった装置があるため
まずは医科での正確な検査をしてから
治療に進むことになります
たまに重症の場合でも
CPAPが合わず
マウスピースになる方や
その逆もあります
ほかには
CPAPが旅行などでは
持ち運びが難しいため
持ち運ぶために
マウスピースを作られる方も
いらっしゃいます
たかが「いびき」
と思わず
自分の身体、精神のために
自分の将来、子供の成長のためにも
気になる場合は
お気軽に相談されることをお勧めします(^^)
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