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歯科医療における小児の食事指導
先日、タイトルの
【歯科医療における小児の食事指導】
という2日間セミナーに参加してきました
メイン講師は
多数の出版や講演をしていて
粗食のすすめは170万部を越す著者の
幕内秀夫先生の2日間セミナーでした
最近、食育が取りざたされ
栄養士から、または一般から
さらには歯科からも食育、食事指導について
色々な方法が言われていて
全身(心)を忘れた指導に危惧された内容でした
歯科からは特に
①食事指導抜きの『間食(砂糖)』指導
②口の中メインの食事指導
上記2つが中心になっているので
口腔だけでなく全身(心)に責任を持つ
食事全体の指導が大切だと力説されました。
またサプリメントや
栄養についても様々な本やメディアに取り上げられているが
栄養素が全てではなく
一つの参考で、指針にすると
方向が誤ってしまう可能性があると
改めて
咀嚼の重要性に触れ
噛む、咀嚼は大切だが
現在は『咀嚼』しなくなったのではなく
『咀嚼』する必要がなくなっている
精米、パン食、軟食など
柔らかいものが多いため
噛みごたえがある食事の指導が
これからは必要になってきます
食生活は家を建てることと同じ
家には土台や柱があり
扉や棚があるが
土台や柱がしっかりしていれば
地震や台風で倒れることはない
食生活もそれと同じで
土台、柱を間違わないように
することが大切です
子どもの食生活 10の提案として
まずは最初の6個が柱となるべきである
①しっかり外遊びをさせる
②飲み物は水かお茶
③子供のための食事は作らない
④朝ごはんはしっかり食べさせる
⑤子供のおやつは食事
⑥カタカナ主食は日曜日
⑦お米は未精米のもの
⑧食品添加物などは少なく
⑨動物性食品は魚介類を中心に
⑩副食は季節のものを
しっかり外遊びをするとお腹が空く
パン食は柔らかく噛む回数が
ご飯などの半分以下になってしまうのと
パサつくものにはジュースや牛乳が必要になり
糖質過多になってしまう
また、その水分でお腹がいっぱいになってしまうことも
おやつは甘いものではなく
おにぎりやサツマイモなどにして
栄養補給と考える
現代食ではなく古代食に近い
昔ながらの食事が大切だと
教えてもらいました
そんな食事指導の大切さを
広げるために
給食の米飯化にも力を入れています
スポーツなどと一緒で
裾野を広げることで
将来の日本の食習慣
さらには口腔
そして全身の健康のために
活動もしています
他の演者の発表としては
幕内先生とリンクをし
虫歯予防という観点で
①おやつは時間を決める
②夕食前の1時間は飲食しない
③甘い飲み物を冷蔵庫に置いておかない
細かいところは
かかりつけもしくは
当医院にてお聞きください!
一人でも多くの人の
早期発見、早期治療に向けて
『いつまでも自分の歯で噛むために』
上野毛駅より徒歩1分
歯医者をお探しなら川田歯科クリニックへお越しください。
TEL 03-3701-0550